こんにちは(*´∀`*)ノ{今日も元気な永冨です♪
昨日は気温が上がり日中は少し汗ばむような陽気でした。今日は薄雲りで涼しい(肌寒い)一日になりそうです。さて今日は昨日のブログでご紹介をしました「宮崎神宮大祭」。これに彩りを添える御神幸行列の一つ「シャンシャン馬」についてご紹介をしたいと思います。
シャンシャン馬・・・と聞いただけで前職の血が騒ぐ(笑)という永冨です(;^ω^){好きなご案内の一つです。
宮崎では大正の始めごろまで、鵜戸神宮に参拝する「鵜戸さん参り」を行う風習がありました。
宮崎方面から鵜戸参りをする場合、七つの峠と七つの海岸(浦)を通り途中で一泊していたそうです。無事に鵜戸神宮参拝を終えた新婚夫婦が宮崎への帰路の途中、親族らが綺麗に飾り立てた馬を連れて出迎え、赤毛布(座布団のようなもの)の敷かれた馬に花嫁はのり、その手綱を新郎が握りました。そして馬が歩くたびに飾りの鈴が“シャン シャン シャン”となることから「シャンシャン馬」という呼び名が生まれたと言われます。
新婚旅行の行き先や旅行の形態が変わったことからこのシャンシャン馬は衰退していきましたが、これを復活させたいと考えたのが観光宮崎の父・故岩切章太郎氏でした。
戦前のお話しですが、岩切氏はなんとかシャンシャン馬を復活させたいと、宮崎市内の検番(芸子さんたちのいるお店)にお願いし20人の花嫁役を見つけました。そして宮崎市内の荷馬車馬の中から大人しい馬を20頭集め、シャンシャン馬のお披露目となりました。
その後馬は農耕馬へと変わりましたが、現在では農耕馬も少なくなりましたのでシャンシャン馬の御神幸は8頭だけとなりました。
今年も宮崎神宮大祭の御神幸に素敵な彩りを添えるシャンシャン馬の姿、ご覧になられてみてはいかがでしょうか?
ちょっと長くなりましたが、本日はここまで。
(*´∀`*)ノ″マタネェ