秋の七草

こんにちは(o^□^o)ノ
今日もアンティよりながとみです。

早いもので9月14日。9月も半ばとなりました。
日中はまだまだ暑さがあるものの、沿道を見てみるとヒガンバナが咲いていたりパンパスグラスやススキなど秋の植物がみられるようになってきました。

そこで本日は「秋の七草」についてご紹介いたします。

さて、皆様は「春の七草」はご存知の方も多いと思いますが、「秋の七草」が何かご存知でしょうか?
秋の七草はハギ・キキョウ・クズ・フジバカマ・オミナエシ・オバナ・ナデシコです。
春は食す七草、秋は見る七草といわれる通り、春の七草はおかゆにして一年の無病息災を祈り食します。対して秋の七草はピンクや黄色、紫など可憐な姿な目で見て楽しみます。

秋の七草の由来は、奈良時代の歌人、山上憶良(やまのうえのおくら)が万葉集で
「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花。萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花また藤袴、朝貌(あさがお)の花」
という歌を詠みましたが、これが由来となっており、秋を代表する草花として親しまれるようになりました。

因みに「尾花」とは「ススキ」の事、「朝貌」とは一般的なヒルガオ科の朝顔ではなく「キキョウ」の事です。

秋の七草の開花時期は早いもので6月から咲いており、夏に最盛期を迎えるものが多いです。
これは旧暦の7月・8月・9月が「秋」となるためで、今の季節で7月・8月は夏に分類されますが、昔はこの時期に咲く花たちこそが秋の花だったわけです。
最近では身近に見ることが難しくなっておりますので、気候穏やかなこれからの季節、秋の七草を探してみるのもいいかもしれません。

それでは(*^-^*)ノシ

 

投稿日:2018/09/14   投稿者:-